楽しみにしていたW杯でしたが、日本は残念な結果に終わってしまいました。
試合を観戦して思ったのは、選手たちは余りにも日本人的ではなかったのかなという感想です。
世界と決して互角に戦えない選手たちではなかったと思うのです。
しかし『、W杯』というネーミングへの緊張感やすごいと噂の選手がいるとそのチームや選手を崇め奉り過ぎてしまって
脳みそが金縛り状態になって動けなくなってしまったのではないでしょうか。
コスタリカという小国のサッーカーが躍進を続けていて、その勝因を「堅守、速攻と
相手国を過大評価しないこと」と挙げていたので頷けました。
人は本来平等である。職業などにも貴賤はないと、平等思想は根付いてきているように思いますが、
日本は長いこと武士政治だった弊害で、お代官や、殿様、武士には一目をおく、
そして犠牲的に身分の高い人には仕えてしまうという根性がDNAに刷り込まれているのではないでしょうか。
今風で言うと、「リスペクトのし過ぎ」ということでしょうね。
今回の日本戦からわたしが学んだのは、人を平衡に見る視点が、必要なのではないかと思いました。
では常日頃、その平衡感覚を身につけるにはどうすれば良いのでしょう。
わたしは、どんな人でも、例えばちょっと苦手と思う人でも、意地悪だなと思う人でも
人は『なくて七癖』といいますから、その癖には焦点をあてず、
人間であるということにおいて尊重し、敬っていれば良いように思うのです。
でも人を蔑む心もわたしたちの中にはありますから、その感情が出てきた時はその
マイナスの感情があることに蓋をせず、ただチエックして気づいていけば良いと思うのです。
どんな人でも平衡に見ることができたら平安ですよね。
その平衡意識が身につけば堂々とサッカーもぶつかっていけるのではないでしょうか。
なんといっても心の鍛錬から何事も始まるような気がします。
これからも日本サツカー注目していきたいです。