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お魚さん「かわいい!」

2016.07.04

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近くの医院へ行った時のことです。そこには上に掲げた水槽がおいてあって

金魚やら、魚たちが優雅に泳いでいました。

年のころ3歳くらいの女の子が、水槽の魚たちにしきりと声をかけています。

「おさかなさんかわいい!」と。

そこに用を済ませたお母さんが「さあ、帰るわよ」

と女の子を促しています。

すると女の子、また「お魚さんかわいい!」

お母さん「帰るわよ。」

女の子「帰らない」「お魚さんかわいい!」

お母さん「帰るわよ。お菓子買ってあげるから」

女の子「いらない。お魚さんかわいい!」

女の子は何度「かわいい!」を連発したことだったでしょうか。

「かわいい」という言葉は魔法の言葉のようです。その言葉を言えばお母さんも

かわいいと思って、もっとその場にいさせてくれるに違いないとでもいうかのように

「かわいい!」を発していました。

でもお母さんの気持ちに変化は見えません。

女の子は最後に万感の思いを込めて?「お魚さん好き!」と言いました。

「かわいい」から「好き」に気持ちがシフトしたけれども、お母さんに変化はありません。

女の子はまた最後に魚に言うかのように「お魚さん好き!」といって

しぶしぶその場を離れて、「帰る!」と言ってお母さんの後を追いました。

 

「あなたもかわいいわね!と声をかけたかったけれども、ただ見送るばかりでした。

わたしも娘があの時分はあのお母さんのように、待ってあげなかったなーとふと苦い昔を思い出しました。

わたしも、ずーと見ていたくなった魚さんたちでした。

 

 

 

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